皆さん普段ギター・ベースを練習する際どのような環境でやっていますか?
アンプにギターを差込み、オーディオ機器から流したCD音源に合わせての演奏というのは誰もが通る道だと思います。

 でも、子供が産まれるとなかなか家ではこういう環境で練習できませんよね?
子供が起きてる間はギターなんて弾いてられない。
寝たら寝たで起きないように大きな音出せない。

そんな親父達にオススメしたいのがDAW環境の構築です。 

何故DAW環境か。

ざっくり言うと、音源も自分の演奏もまとめてヘッドフォンで聴ける状態にしてしまうということです。


他にも導入メリットはあるんですが、それは別記事で書こうと思います。
とりあえずは、"音源も自分の演奏もまとめてヘッドフォンで聴ける状態"にするために必要な物です。

1.エレキギター・ベース

ギター・ベースを練習するんだから当然ですね。

2.ギター用シールドケーブル

同上

3.PC

主に音楽再生機として使います。
一家に一台は当たり前の時代なので、改めて用意する必要はないかと思います。

4.ヘッドフォン

もしかしたらイヤフォンしか持ってない人いるかもしれないですが、ヘッドフォンは1つ持っていた方がいいと思います。
バンドマンの定番はSONY MDR-CD900STですね。

5.オーディオインターフェース

もしこの記事を読んでいる方が新たに用意する必要がある物としたらこれでしょう。
ギター、PC、ヘッドフォンを繋ぐ要となる機材です。
自宅練習のために必要となる最低限の機能は
・ヘッドフォン端子がある
・シールドケーブルが直接させる
・USB接続

お金を積めばいくらでも高スペックな商品があるんですが、上記機能を満たしていて使い勝手の良いお手軽なところだと、Steinberg UR22だと思います。

背部にスピーカー接続用の端子も備えており、そちらとは別にヘッドフォンのボリューム調整が出来ることや、
Input端子からの入力音とPCからの音の音量のバランスの調整が出来る点も結構便利だと思います。

ここまで用意すれば"音源も自分の演奏もまとめてヘッドフォンで聴こえる状態"は完成しているのですが、是非導入して欲しいのが

6.DAWソフト

DAWがあると、ピッチの変更や、再生スピードの変更、 特定部位だけをリピート再生とかが容易に出来ます。
他にも出来る事は沢山あるんですが、これらの機能が練習ではとても便利。
また演奏を録音出来るので、客観的に自分の演奏を聴き直す事が可能となります。
時間が無い子持ち親父でも、これまでより少ない時間で効率的に練習が出来るようになりますよ。
大抵オーディオインターフェースを購入するとDAWソフトの簡易版がオマケで付いてきます。
上記のSteinberg製品だったらCubaseですね。
CubaseはWindows/Mac OS両方に対応しています。
製品版もありますが、本格的にレコーディングしたい等で簡易版で物足りなくなった時に導入すればいいと思います。
本記事の練習環境を整えるだけであれば、簡易版で必要十分です。

準備は整った!

ここまで用意出来れば、黙々とヘッドフォンからの音を聴いて練習あるのみ。
大音量を出せない集合住宅にお住まいの方や、深夜に練習したい方にもオススメですね。

私はこの環境を整えて、アンプを処分しました。
大した出力もない自宅用練習アンプなので、スタジオやライブに持っていくようなことも無く、必要なくなったからです。

子育て関係なくDAW環境は導入メリット大なので、是非皆さん試してみて下さい。

DAW環境を整える事メリットの一つを記してみました。
次記事 スタジオに行かなくてもバンド練習は出来る も合わせてご参照下さい。